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マシントレーニング or フリーウェイト

LIBERDADE代表 パーソナルトレーナーの井上です。

 15年近くフィットネス業界にいて、これまで様々なトレーニングマシンに出会って来ました。
 トレーナーになって最初の2年半は大手スポーツクラブに勤めており、マシンの簡単なメンテナンスを行なったり、また磨いたりすることもありました。独立してフリーランスのパーソナルトレーナーとなってからの8年間は、都内や地方のスポーツクラブ、ホテルのフィットネスセンター等で、多様なマシンに触れて来ました。またその間、海外を訪れた際は必ず地元で有名なジムでもトレーニングするようにしているので、海外にしかないマシンにも詳しくなりました。
 そこで思うことは、例えば同じ胸のマシンでもメーカーさんによって考えや、刺激の入れ方が全然違うということです。また、それだけ多種多様なマシンが存在していてもなお万能ではなく、フリーウェイトと比較した時には敵わない要素が多々あります。個人的な意見になりますが、多様なマシンを経験し、かつ数多くのクライアント様をご指導してきたなかで、トレーナー、モデル、選手の目線をふまえて、マシンとフリーウェイトのメリットとデメリットをまとめてみました。


【マシントレーニング】

●メリット

(1)マシンは基本的に身体が固定されるため安全性に優れ、初心者や高齢な方でも始めやすい。
(2)指導者の立場としては、可動域のスタートとゴールが決まっているので説明やサポートがしやすく、怪我のリスクも少ない。
(3)一人でトレーニングする際でも、ギリギリの重さでも追い込むことが可能。
(4)高度な技術が無くても、マシンの動きの通りに行えばある程度は各部位の筋肉に刺激を与えることが出来る。

▲デメリット

(1)一番は、やはり固定と補正がなされてしまうため、自分の筋バランスと柔軟性を知ることが難しい。例えば、人によって本来可動域というのは異なりますが、マシンだと決まった可動域の動作を繰り返すことになるため、その人自身の可動域がどの程度なのか判断がしにくくなる。
(2)ある程度のスペースのある施設でないと設置が難しく、また全身を鍛えるために各パートを全て揃えると高額になってしまう。
(3)メンテナンスは煩雑で、各マシンそれぞれ専門業者に依頼する必要がある。


【フリーウェイトトレーニング】

●メリット

(1) 自分の筋肉のバランスや弱点が種目によって瞬時に分かるのが最大の魅力。
(2) 主にバーベルとダンベルのエクササイズは、種目の選び方やフォームに工夫の余地が沢山あり、筋肉に与える刺激は無限大である。
(3)メンテナンスがシンプルで簡単。

▲デメリット

(1)最も大きなデメリットは安全面。重量が重くなれば大怪我のリスクや、場合によっては命の危険もあり得る。
(2)初心者のうちは、正しいフォームと危険性を理解するまでに、時間が必要になる。


【まとめ】

 自分自身のトレーニングを振り返ってみると、2017-2021年の4年間は完全にマシン中心のトレーニングでしたが、2021年9月にリベルダージを作ってからのトレーニングはフリーウェイト、スミスマシン、ケーブルと非常にシンプルでかつクラシカルなトレーニング内容になりました。その結果はというと、この5ヶ月間は非常に良い状態で筋肥大と筋バランスが右肩上がりです。
 フリーウェイト中心のトレーニングは、長い歴史を見ても、初心者から上級者まで幅広く愛され続けてる方法であり、原点でもあります。僕が憧れている昔のボディビルダー、フランク・ゼーン、サージ・ヌブレ、須藤孝選手もあの素晴らしいカラダの殆どをフリーウェイトで作り上げています。
 そういったことを考えてみても、色んな刺激は大切ですが、基本のトレーニングは絶対に忘れては行けませんね。


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